現在、経理部財務課でグループ会社を含めた給与・賞与の計算や有休の付与、年末調整、退職金の計算等を担当しています。社員の皆さんのお金や勤怠に直接繋がる内容ですので、間違いのないよう細心の注意を払いながら日々業務を行っています。また、労務の仕事は税制や会社の制度にも大きく関わりがあるものばかりです。専門的な内容も多いですが、新しい制度の導入や既存の制度に変更がある際には、現在の業務に派生する影響と対策を考え、かつ社員の皆さんへ変更となる内容をわかりやすく伝えることも大切な仕事です。「そういうことなんだね。」「よくわかったよ。」他部門の方に上手く伝わった時には特にやりがいを感じることができます。

私には保育園児と小学生の2人の子供がおり、産休・育休、時短勤務を取得させてもらいました。終業後は保育園のお迎えがありますし、突発的な呼び出しや子供の病気、学校行事でお休みをいただくこともあります。復帰後は時間の制約ができたことで自分自身の仕事の取り組み方も大きく変わりました。限られた時間の中で効率よく仕事を進めるために段取りや時間管理をより意識することはもちろん、自分がいなくても仕事が滞ることのない環境作りにも気を付けるようにしています。ルーチンワークの多い仕事ではありますが、イレギュラー時には過去の事例や対応例を参考にすることも多い為、自分が経験した事案やその対応結果を課内で共有するようにしたこともその一つです。不在の時にも回答が遅れないようにと始めたことですが、様々なケースを共有することで課内全体のボトムアップにも繋がったのではないかと思いますし、実際に対応してくれる後輩の姿を見たことで任せても大丈夫と安心感を得ることもできました。育児と仕事の両立は大変ではありますが、自分らしく仕事に向き合いながらこれからも成長していきたいと思っています。

私が一緒に働きたいと思うのは、相手の立場に立って考え行動できる人です。弊社はお客様がいて初めて成り立つ事業ばかりです。自分がお客様の立場ならどういったサービスが嬉しいのか。こんな時自分ならどうしてほしいと思うのか。若いみなさんだからこそ考え付くこともたくさんあると思います。私の在籍する管理部門も直接お客様と接する機会はありませんが、様々な制度の変更がある際には社員の皆さんにとってどうしたら分かりやすい案内ができるのかといつも考えています。相手の立場に立つことを忘れず、臆せず新しい意見を発し、自ら行動を起こせる人を期待しています。